五条の比較的自由な日記

ツイッターだと短くて書けないようなことを書くためのブログ

アリータをMX4Dでみた話

初めてMX4Dを見た。銃夢じゃなくてアリータを。ネタバレ無し。

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吹き替えにしたんだけど、映画見るなら吹き替えに決まってて、英語と日本語同時に言われると処理が2倍食うんっすよ。あと料金同じなら吹き替えのほうがどう考えても得に決まっていると思ったら、MX4Dしか吹き替えが見つけれなかったので、高い金を払って吹き替えにした。MX4Dは人生初。10年くらい前にアバターを3Dで見たけど偶然それもジェームズキャメロン監督というシンクロニシティ


MX4Dの椅子が傾いたり揺れたりする感じがすごく良かったが、空気が顔に来るのは「プシュー」という音が結構気になった。それと、プシューと音が成るが、風が来ないことが結構あったのは故障中だったのかな。足元にも結構風が来て、たまに顔面に水がかかるというのがものすごい臨場感だった。あと背中がポコポコされたりもするので自身が作品と一体に成れる感がすごい。なるべく摩擦力の強いズボンを履いてこないと徐々に下に落ちるのが難点なので、次は滑り止めマットを持参する。

アリータの顔自体がCGなんだけど、CGと本物の人間が並んでももう違和感が無いという事実が結構良かったというか、アバターはCGなにを誤魔化すためにキャラを宇宙人にしてたが、完全に次の次元のCGになったという事実を感じた。モーターボールを含む全てのアクションシーンがすごく良かった。正直言ってアリータをMX4Dで見たのは正解で、なんというか感動した。

悪かったところは、尺の関係でどうしてもご都合主義に成りやすいところかな。やたら偶然いいアイテム見つかったり。重要キャラを強引にねじ込んできたけど、「別に登場た件が特に何の影響もない」をってのは結構ある。あと、ザレムのサイバー感はすごいいいけど質量感が低くて残念なのと、くず鉄街のサイバー感が思ったよりも全然低かった。くず鉄街で脊椎売ってる店とか通るシーンとかがあればすごくよかったのに、香港とかの街が少し未来になっただけに見える(空飛ぶものはレーザーで落とされるって設定があるからそれのせいかも知れないが)。戦闘タイプ以外のサイボーグでわかりやすい人とかがいっぱい居たら良かったのにとは思った(足がキャタピラの人とか)。

ストーリーと全然関係ないネタバレなので一言だけ言わせて下さい。
アリータを修理したサイバネ医師が名を名乗るときに
医「僕の名前はダイ…」
俺「(ダイスケ・イドだろ?知ってるっすよ)」
医「ダイソン・イドだ。」
俺「(斉木楠雄のジョン小松かよ…)」

※参考画像:斉木楠雄のΨ難8巻より抜粋
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エンドロールで気づいたのが、作者の「木城ゆきと」の読みが「きしろ」だったんだよなー(「きじょう」だと思っていった)。ラストオーダーと火星の単行本持ってるのにすまんかった。重箱読みとはさすが性根が曲がっていらっしゃるとという感は否めなかった。